7476 京急品川駅付近の工事の様子を見てみる
品川駅付近では、大規模な工事の進んでいる。
リニア中央新幹線、品川駅周辺再開発、地下鉄南北線延伸などの工事が、ほぼ同時並行で行われている。
なかでも、京急品川駅の地上移設工事は、工事の進捗がよく見えるので、つい気になってしまう。
前回来たのは去年の9月だった。
![山手線ホームから見ると…](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2024/06/240614-01.jpg?resize=240%2C180&ssl=1)
京急品川駅とJR山手線ホームのあいだに、なにやら、かなり立派な高架橋が作られているのが気になっていた。
品川駅を地平化するのに、電車が走れそうな巨大な構造物をなぜ作るんだろう…と思っていたが、調べてみると、ここは電車が走る場所ではなかったのだ。
架設構台とか橋梁送り出し構台といったもので、新しく架け替える八ツ山橋梁をこの構台の上で作り、それを実際の場所にずらしていくという工法を取るという。
箸を作るためだけのもので、橋が完成すれば、あっけなく撤去される運命にある。
いかにこれが大工事かということがよくわかる。
京急品川駅に沿って、その八ツ山橋方面に歩いていく。
かつて高架下にあったラーメンテーマパーク「品達」があった。
当然工事でなくなってしまったが柱の一部にその名残があったし、工事用のゲートには、その名もずばり「品達ゲート」と書かれた出入口があった。
線路に並行する国道15号線の歩道を歩いていくと、電車がよく見えるようになる。
振り返ると、奥のほうに構台が見える。
八ツ山橋の下を、東海道新幹線を含めてひっきりなしに電車が行き交っている。
完成すれば、地平化された京急品川駅から一気に坂を上がって、そのまま新しい橋脚に続き、いま見ている上を電車が走るようになる。
どんだけアクロバティックな工事になるんだろうと思う。
ふたたび、品川駅のほうに戻る。
そう遠くない将来すっかり姿を変えるであろう京急品川駅の前には、たくさんの外国人観光客の姿があった。
そしておそらくこれからもずっと変わらないであろう、品川駅港南口に向かう人の流れは、相変わらずだった。
東海道新幹線品川駅改札口の上にあるスターバックス。
以前から気になっていたが、今日初めて入口まで上がってみた。
けっこう見晴らしがいい。
今日は時間がないので、雰囲気の確認だけ。
また、あらためて、ここでのんびり過ごしてみたいと思った。